愛知県史について

別編 窯業1 古代 猿投系

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別編 窯業1 古代 猿投系

A4判、布クロス装、函入り、806ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成27年3月発行
目次(PDFファイル)がダウンロードできます。

1 愛知の古代窯業を解説

 古代窯業についての概観、先学の研究の足跡に加え、古墳時代から奈良時代にかけての須恵器生産、平安時代の瓷器(しき)生産について解説しました。主要な生産遺跡(窯跡)を分かりやすく解説するとともに、須恵器(すえき)・灰釉(かいゆう)陶器・緑釉(りょくゆう)陶器の特徴や窯体構造について詳しく論考しました。また、平城京や平安京をはじめ、全国の遺跡から出土している猿投窯製品について詳述しました。

2 主要窯跡と消費遺跡を解説

 県内の179の主要窯跡を地域別、年代順に掲載しています。窯体・遺物図版などを多く取り入れ、その特徴を分かりやすく解説しました。また、猿投窯で生産された製品の流通状況を、全国の遺跡を示して解説しています。藤原京・平城京や長岡京・平安京については、祭器・仏具などの高級な製品の消費状況を通して、猿投窯の性格を解説しています。

3 重要資料と特殊製品の解説や須恵器・瓷器の編年表を掲載

 口絵写真に掲載した猿投窯産の重要資料及び羊形硯(ようけいけん)・鳥形硯(ちょうけいけん)や鳥鈕蓋(とりちゅうふた)などの特殊製品について解説しています。また、猿投窯独特の窯体構造や編年についての論考や須恵器(すえき)・瓷器(しき)の編年表を掲載しました。

【付録】窯跡位置図

 窯跡一覧表に掲載した猿投窯・尾北窯・知多地区・三河地区のうち、所在地が判明している窯跡の位置を記しています。

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