愛知の歴史資料

所蔵資料紹介

佐屋路・美濃路絵図

佐屋路・美濃路絵図(大塚三右衛門家文書)

基本情報

資料名 佐屋路・美濃路絵図
請求番号 W21-145
解説 この資料は、佐屋路の万場宿の助郷が描かれた絵図です。中央部の南北を流れる万場川(現在の庄内川)を挟んで、佐屋路の宿駅である岩塚宿と万場宿が向かい合っています。付近の丸で囲まれた村が助郷で、各村名の横に万場宿からの距離が記載されています。
宿駅は、街道沿いにあって、通行人の休憩・宿泊、人馬の継立てなどが行われた、交通の拠点となった集落です。各宿駅には幕府から常備することを定められた人馬の数があり、対処できない時には、付近の村から人馬を徴発する助郷と呼ばれる制度が整えられていました。助郷には、常時宿駅の不足分を補う定助郷や、通行量の多い時などに臨時で人馬を提供する加助郷などがあり、この絵図の作成年代は不明ですが、定助郷と加助郷とを合わせて52箇所の村の記載があります。
資料群 (大塚三右衛門家文書)
詳細情報 (佐屋路・美濃路絵図)
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