愛知県史について

通史編6 近代1

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通史編6 近代1

菊判、布クロス装、函入り、カラー、868ページ
販売価格 5,500円(税込)
平成29年3月発行
目次と正誤表がダウンロードできます(PDFファイル)。

1 愛知県の明治期の歴史を描く

 1871(明治4)年の廃藩置県から1905(明治38)年の日露戦争の終結までの明治期の35年間を、政治・行政、産業・経済、社会・文化の各側面から描き、県の明治期の歴史を俯瞰しました。

2 誕生した愛知県の県民の諸相

 1872(明治5)年に誕生した愛知県は、尾張と三河を包括し、自然豊かな地域となります。これまでの藩に代わり、県内の行政組織を整えていく過程で郡部と市部、尾張と三河などの地域の利害をめぐる対立も噴出してきます。県としての枠組みがどのようにまとめられ発展していくか、地域の意識も論じながら考察しました。

3 「愛知のものづくり」の基礎が確立

 東海道線の開通、熱田の築港、道路の改修などがすすみ、県内のインフラが整備されていきます。また、綿関連工業を中心とする軽工業が発展します。さらに、企業家のグループが形成され、金融業も起こってきます。

4 自然災害・伝染病を克服する県民の姿

 大きな風水害、濃尾震災によって、多くの県民の命が奪われます。また、外国との交流が活発となり、伝染病が伝播し、県内でも多くの死者を出します。多くの犠牲を払いながらも、自然災害・伝染病などの困難を克服していく県民の姿を描きました。

【付録】 CD-ROM版『通史編6 近代1』

 書籍と同じ内容の電子版(CD-ROM版)を付録としました。コンピュータを利用して、興味・関心ある語句の検索をしたり、文字を拡大したりすることができます。

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