愛知県史について

通史編5 近世2

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通史編5 近世2

菊判、布クロス装、函入り、カラー、740ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成31年3月発行
目次と正誤表がダウンロードできます(PDFファイル)。

1 18世紀半ばから明治維新までの尾張・三河

 宝暦年間(1751~64)以降から廃藩置県前までの愛知県域に関わる歴史を叙述しました。尾張・三河地域において18世紀後半以降どのような支配がなされ、民衆生活がどのように営まれ、地域社会が成り立ち、同時に矛盾を抱えながら近代へとつながっていったのかを中心に叙述を試みました。

2 幕藩体制の動揺と地域社会の変容

 幕藩体制が揺らぐ中で実施された藩政・家政改革や、地域社会の変容を描くとともに、幕末から維新に至る一連の時代の流れを多面的に記述しました。

3 進展する交通・流通

 都市の発展は人と物の流れを活発化させ、旅行者の増加や観光地整備をもたらすなど交通や流通の進展につながったことを明らかにしました。また、流通では三州馬稼ぎの実態、尾州廻船、木曽川・矢作川・豊川の舟運などを重点的に扱いました。

4 幕末維新期の文化的交流と尾張・三河の関わり

 幕末維新期に広がりを見せた西洋流砲術の受容と広がりを初めとして、尾張・三河にとどまらない広範囲な人的・文化的交流を生み出したことを描きました。

【付録】 CD-ROM版『通史編5 近世2』

 書籍と同じ内容の電子版(CD-ROM版)を付録としました。コンピュータを利用して、興味・関心ある語句の検索をしたり、文字を拡大したりすることができます。

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