通史編4 近世1
通史編4 近世1
菊判、布クロス装、函入り、カラー、784ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成31年3月発行
目次と正誤表がダウンロードできます(PDFファイル)。
1 関ヶ原の戦い以降の尾張・三河
関ヶ原の戦い(1600年)以降から宝暦年間(1751~64年)までを中心に愛知県域に関わる歴史を政治的・社会的・文化的に叙述しました。また、幕藩体制が成立し、展開していく時代を、尾張・三河に生きた人々に焦点をあて、愛知県域の新しい歴史像を描きました。
2 幕藩体制成立後の尾張と三河
関ヶ原の戦い後、幕藩体制による新しい支配のしくみが成立します。尾張では、尾張徳川家が一国を支配する強固な支配体制が整えられ、名古屋城築城を進めていきます。一方、三河では、幕府の改易政策もあり、領主が頻繁に交代し、幕領が旗本知行所として分割されるなど、支配が錯綜していきます。こうした尾張と三河という地域の性質の相違や共通点に注目しました。
3 愛知県のモノ作りにつながる産業
度々起こる災害など困難に直面しながらも近世社会は次第に成熟し、繊維業や醸造業など現在の愛知県のモノ作りにもつながる産業が育っていきました。
4 人々の文化活動 ―領主から庶民まで
近世社会では領主から庶民にいたるまで学問や文化、芸能など人々の活動が盛んになっていきました。このような活発に生きる人々の姿に焦点をあてて記述しました。
【付録】 CD-ROM版『通史編4 近世1』
書籍と同じ内容の電子版(CD-ROM版)を付録としました。コンピュータを利用して、興味・関心ある語句の検索をしたり、文字を拡大したりすることができます。