別編 文化財3 彫刻
1 32ページのカラー口絵と豊富な写真
県内に残された代表的な仏像・仮面・獅子頭を32ページにわたる巻頭カラー口絵写真で紹介するとともに、全ページにわたって多数の写真を掲載しました。使用する写真点数は約2,200点を数え、個別の作品解説では様々な角度からのカットや、銘文などの写真も数多く掲載し、見て楽しめると同時に、研究のための基礎資料としても活用できるようにしました。
2 約350件の作品を紹介
これまで行ってきた膨大な調査資料から、約350件(作品点数としてはおよそ2,900点<円空仏の千面菩薩、千体仏を含む>)の作品を掲載しました。内訳は、愛知県内の国指定・県指定の作品が約130件。市町が指定する作品が約110件。そして、未指定であっても優れた作品が約110件です。
3 秘仏や新出の作品も紹介
今回の県史編さんのために特別に調査・撮影を許された秘仏や、近年焼失してしまった重要な作品、また、優れた作品でありながら、未指定のまま寺社や地域で大切に守り継がれてきた新出の作品も多数掲載しています。県史編さん事業で初めて明らかにされる新たな知見を、最新の研究成果とともに詳しく解説しました。