愛知県史について

別編 文化財2 絵画

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別編 文化財2 絵画

A4判、布クロス、函入り、746ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成23年3月発行
目次(PDFファイル)がダウンロードできます。

1 約500件の作品を詳細に解説

 約2,000件に及ぶ絵画調査の成果に基づき、愛知県における江戸時代までの絵画の特徴を探っていきます。調査を経て、県史文化財編として美術的、歴史的な価値の高い作品を約500件取り上げ、詳しく解説しました。また、できる限りわかりやすい記述を心がけ、巻末には用語解説や索引を掲載しました。

2 作品は全てカラー印刷

 できる限り実際に近い姿で紹介したいという観点から、作品は全てカラー印刷にしました。使用した写真枚数は約1,300枚です。ビジュアル性を重視し、できる限り大きな図版、一部については細部を拡大するなどレイアウトにも工夫を凝らしています。また、調査の結果、未指定であっても優れた作品が数多く存在することがわかりました。今回初めてカラーで紹介する作品も数多くあります。

3 愛知の絵画の特徴をわかりやすい構成で叙述

 本巻では、「宗教画」「世俗画」「尾張藩と徳川家」という3つの節に分けて愛知の絵画の特徴を述べています。「宗教画」の節では、本県の仏教画の特徴として、浄土真宗の絵画及び渡来仏画が質・量ともに優っており、それらに多くのページを割きました。「世俗画」の節では、名古屋城本丸御殿障壁画を始めとする狩野派の絵画・合戦絵・南画・復古やまと絵などこの地域の特色をよく表すテーマを掲載しています。「尾張藩と徳川家」の節においては、尾張徳川家伝来の美術品を核とする徳川美術館所蔵絵画や尾張藩ゆかりの社寺に伝わる近世絵画を解説しました。

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