愛知県史について

資料編34 近代11 教育

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資料編34 近代11 教育

菊判、布クロス装、函入り、1,062ページ
販売価格 5,000円(税込)
平成16年3月発行
目次(PDFファイル)がダウンロードできます。

1 明治初期から第二次世界大戦終結までの教育に関する資料を掲載

 1871年(明治4)の廃藩置県から1945年(昭和20)の第二次世界大戦終結までの愛知県の学校教育と社会教育の具体的状況を示す資料を収録し、近代教育の展開過程を明らかにしました。

2 愛知県の近代教育の実態的側面を明らかにする

 愛知県教育会が編集・発行していた『愛知県教育雑誌』や県内の各地域所在の資料などを活用し、教育の制度面よりも実態面に重点を置いて編集しました。また各時期の初等・中等・高等教育及び社会教育の具体的状況を明らかにする資料を収録し、地域の教育機関として大きな役割を果たしていた小学校や、産業県愛知を支えた実業教育の姿を描き出すことに努めました。

3 太平洋戦争期の学校と児童・青年の姿

 「戦時期の教育」の中で、この時期の特異な事象として、学徒勤労動員、学徒義勇隊と本土決戦、学童疎開の問題を取り上げ、「決戦体制と教育の崩壊」とする一章を設けて、軍需産業を多く抱えた愛知県で、苛烈な戦争の犠牲になった児童・青年の姿を具体的に描き出しました。

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