資料編32 近代9 社会・社会運動1
資料編32 近代9 社会・社会運動1
菊判、布クロス装、函入り、1,080ページ
販売価格 5,000円(税込)
平成14年3月発行
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1 廃藩置県から第一次世界大戦終結までの社会・社会運動
1871年(明治4)の廃藩置県から1918年(大正7)の米騒動・第一次世界大戦終結までの県内の人々の暮らしや社会意識(第1編)と社会運動(第2編)の実態とその変化がうかがえる資料を収録しました。県内の地域差に目配りをして実態の総合的な把握に努めました。
2 日常生活に根ざした資料を重視
本巻では、視点を生活者である県民にすえ、その生活とそこで起こる社会問題をふまえ、愛知県という地域社会の近代化を浮かび上がらせるため、特別な事例というより県民生活に根ざした資料を重視しました。女性・児童・貧困階層・差別された人々の置かれた状況、宗教意識や宗派活動の動向、自然や環境との関わりの自覚化、戦争をめぐる意識の変化に注目しました。
3 近代前期の社会運動
廃娼運動、農民運動、労働運動、社会主義運動、住民運動等の実態や背景を明らかにする資料を収録しました。また、1918年(大正7)の米騒動に関わる資料も掲載しています。