資料編27 近代4 政治・行政4
資料編27 近代4 政治・行政4
菊判、布クロス装、函入り、1,068ページ
販売価格 5,000円(税込)
平成18年3月発行
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1 激動の時代の愛知の政治・行政
1931年(昭和6)9月の満州事変勃発から1945年(昭和20)のアジア太平洋戦争終結期に至るまでの、愛知県における政治・行政の実態を示す資料を集めました。対象とする時期は、近代日本の中でも激動の時代であり、戦争が日本全体を、また愛知県全体を覆っていた時期で、県民にとってきわめて困難な時代でした。そのため政治・行政がいかに戦争とかかわっていたかを、具体的に示すことを大きな柱とした構成になっています。
2 戦争・恐慌のなかでも発展し続ける愛知県
戦争・恐慌のなかでも愛知県は、中京工業地帯をもつ有力な商工業県として発展してきました。愛知県が「中京」として独自の発展を目指した時代の政治的特性を描き出しました。
3 戦時下の愛知県の状況
愛知県から中国戦線などに派遣された軍隊(第三師団)の戦闘や、県内の空襲関係の資料、本土決戦に向けての動きを明らかにする資料を収録しました。
4 多様な資料を掲載
愛知県内の動きを描くだけでなく、満州移民関係資料なども収録しました。また戦時体制下での、それまで差別対象であった人々への対応を明らかにすることを重視し、県外のハンセン病関係資料も掲載しました。