資料編22 近世8 領主2
資料編22 近世8 領主2
菊判、布クロス装、函入り、1,038ページ
販売価格 5,000円(税込)
平成27年3月発行
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1 三河地域における領主支配の諸相を明らかにする
関ヶ原の戦いの後の慶長6年(1601)から明治4年(1871)の廃藩置県までを対象に、三河地域を支配した性格の異なる諸領主(譜代大名・旗本・幕府代官)の支配の様子を示す中心に収録しています。
2 『領主1』を意識しながらもテーマ性を加えた構成
幕末期の政治動向については、尾張藩との関係に注目するなど、『領主1』を意識した構成となっています。また、三河地域の特色として領主の幕政への関与を独立した章として構成するなど所蔵者・史料群単位ではなく課題ごとに編集しました。
3 非領国地域としての三河
「非領国地域」を鍵概念として、単一の領主による一国支配がなされた地域とは異なる支配が展開する点に着目しました。また、領主間の協調や反目、幕府代官による支配に関する史料も取り上げました。
4 武士の生活・文化
領主の1年間にわたる年中行事を例示しました。諸芸能に関わる史料も採録しました。
5 幕末維新と三河諸領主
幕末維新期の歴史的な動向と三河諸領主の絡み合いについての史料を掲載しました。勤王誘引については三河諸領主の視点に加えて尾張藩の記録からも言及しました。
【付録】CD-ROM「分限帳データベース」(「三河藩士データベース」)
分限帳のデータを収録しています。