資料編12 織豊2
1 本能寺の変・清須会議直後から小田原落城までの史料を掲載
本能寺の変・清須会議直後にあたる天正10年(1582)7月から、小田原落城によって関東の戦国大名である北条氏が滅亡する天正18年(1590)7月までの8年1ヶ月間に、尾張・三河地域を舞台として展開された事件を中心に構成しました。
2 重要な5つの事項については特集記事で掲載
「織田信雄の家督相続」「小牧・長久手の戦い」「織田信雄分限帳」「天正地震と木曾川の洪水」「徳川家康の上洛」を特集として、事件の流れがよくわかるよう関係資料を一括して掲載しました。ここでは、尾張・三河以外の地域で作成された文書や二次的編纂物も、必要に応じて採録しています。
【付録】長久手合戦図屏風及び小牧・長久手合戦陣立図<複製>
天正12年の長久手の戦いに関する絵図類の複製を収め、詳細な解説を施しました。収録したのは、「長久手合戦図屏風」(財団法人 犬山城白帝文庫蔵)、「長久手合戦図屏風」(豊田市蔵、浦野家旧蔵)、「小牧・長久手合戦陣立図」(小松寺蔵)、「小牧・長久手合戦陣立図(小牧御陣御進発之図)」(和歌山城管理事務所蔵)の4点です。