資料編5 考古5 鎌倉~江戸
資料編5 考古5 鎌倉~江戸
A4判、布クロス装、函入り、820ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成29年3月発行
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1 愛知県の中・近世遺跡を掲載
鎌倉時代から江戸時代の人々の暮らしや統治の実態などを、遺構や遺物の考察を通して明らかにしています。中・近世の考古遺跡を単独巻としてまとめており、他県にない画期的な一冊になっています。
2 日本の近世城郭の源流を描き出す
中世における国人の城の様子から各地域の特徴を明らかにし、織田信長による築城や城下町の形成、これを受け継いだ名古屋城が近世城郭の理想形に到達したことを描き出し、愛知県の中・近世城館がもった歴史的意義を明らかにしています。
3 主要遺跡の紹介
県内の中・近世遺跡のうち、発掘調査によって貴重な遺構が発見されたものなど、主要な遺跡を取り上げて解説しています。原則として、2016年(平成28)3月までの調査成果から、本県の歴史を理解する上で重要と思われる243遺跡を取り上げました。
4 各遺跡の出土品の年代を推定
これまでの発掘調査の対象が中・近世遺跡まで広がっていく過程を年代的に整理し、発掘調査の結果から鎌倉時代以降の居館や城館の変遷を詳述しています。また、遺跡から出土している土器や陶磁器、瓦、銭貨、木簡の集成及び中世墓や井戸の形態分類を行い、各遺跡の出土品の年代を推定することが可能になりました。
【付録】 遺跡位置図
15万分の1の地図を作成し、主要解説に掲載した遺跡の位置と掲載番号を記しました。