愛知県史について

資料編1 考古1 旧石器・縄文

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資料編1 考古1 旧石器・縄文

A4判、布クロス装、函入り、846ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成14年3月発行
目次(PDFファイル)がダウンロードできます。

1 愛知県の旧石器・縄文時代の遺跡

 東日本と西日本の接点に位置する愛知県の特色を明らかにするため、約1,300の旧石器・縄文時代の遺跡から、代表的な遺跡を取り上げ、遺物、遺構、歴史的意義を紹介しました。遺跡は、2001年(平成13)3月までに発掘調査あるいは資料が採集された遺跡のうち、遺跡の規模、遺構・遺物の内容、時期、地域性を検討し、269遺跡を掲載しました。

2 愛知県の貝塚から出土した資料を紹介

 愛知県は全国有数の貝塚地帯であり、貝塚以外では残りにくい骨角器や人骨等が多数出土していることから、これらの資料を紹介しました。県内の縄文時代貝塚は約110か所みられ、全国的にも分布密度の高い地域です。特に渥美半島の貝塚からは多数の人骨が出土し、日本人種論の確立に大きな役割を果たしてきました。それらの主要な56貝塚について掲載しました。

3 幅広い資料を掲載

 旧石器時代から縄文草創期の石器は、発掘資料だけでなく採集資料についても幅広い検討をし、新たな資料を多数掲載しています。また、従来から知られていた資料についても、実測図を中心に再資料化をしました。

【付録】 遺跡位置図

 国土地理院発行の20万分の1地勢図を複製して15万分の1地図を作成し、主要遺跡解説で掲載した遺跡について、その中心となる時期別に色分けし、番号を記して付図としました。

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