通史編8 近代3
通史編8 近代3
菊判、布クロス装、函入り、カラー、844ページ
販売価格 6,500円(税込)
平成31年3月発行
目次と正誤表がダウンロードできます(PDFファイル)。
1 金融恐慌からアジア太平洋戦争敗戦までの愛知県
1927(昭和2)年の金融恐慌から1945(昭和20)年のアジア太平洋戦争の敗戦までの約20年間を、愛知県史の資料編・別編を中心に、政治・行政、産業・経済、社会・文化の各側面から叙述しました。わずかな期間に恐慌から世界大戦へと激動する国際情勢の下で、県民はどのように対応し生活していたのかを描いています。
2 重工業・軍需工業の発展
二度にわたる恐慌(金融恐慌・昭和恐慌)と満州事変・日中戦争・アジア太平洋戦争などの影響下にある県の諸相を描きました。戦時下で、翼賛選挙・徴兵や徴用・消費統制・切符制等が実施される中で、航空機・自動車・鉄道車両などの生産をはじめとした重工業・軍需工業が大きく発展していきます。これらの諸産業の状況は、戦後愛知の工業発展の歴史的な前提条件を形成したともいえます。
3 戦争末期の県民の暮らし
戦争末期の県民生活に大きな影響を与えた空襲と疎開、東南海地震と三河地震による被害、学徒動員や女子挺身隊・国民義勇隊の結成などにも触れつつ、戦争末期の県民の過酷な状況を叙述しました。
【付録】 CD-ROM版『通史編8 近代3』
書籍と同じ内容の電子版(CD-ROM版)を付録としました。コンピュータを利用して、興味・関心ある語句の検索をしたり、文字を拡大したりすることができます。